災害‐防災対策と災害時の行動
地震、津波、大雨、および台風は、日本に居住する方々の安全を脅かす自然災害です。幸いこの国では、これらの災害による犠牲者の数、および損害を最小限に抑えるために役立つ、優れた防災対策準備が備えられています。万全の注意を払って、あなた自身とあなたの家族を守りましょう。
災害が発生した場合、在東京ブラジル総領事館はどのようにして私たちを助けてくれるのでしょうか。
当領事館は、日本の外務省、およびその他の官公庁と常時連絡を取り合います。災害発生の場合には、信憑性のある情報をこれらの官公庁より収集し、日本語とポルトガル語にて提供します。また、危険区域に滞在されているブラジル国籍の方々の消息確認に協力すると同時に、ブラジル人被災者がいる地域へ、緊急援助活動を目的とする支援隊を派遣します。
自然災害に関する情報も含め、コミュニティにとって役立つ情報を受け取るためにも、当領事館のLINEアカウントにご登録ください。
どのように防災対策を準備するのでしょうか。
たくさんの情報を確認することは、一見大変な作業に思われるかもしれません。しかし、緊急事態発生の場合には、その心得が大いに役立ちます。
まず、第一歩として、(後続のページにより紹介される)それぞれの危険な状況に対する防災対策、および対処法につき、あなたの居住する地域の市区町村役場により公表されている情報を精読し、理解してください。例えば、事前に避難経路や避難所につき、自ら確認することが重要です。
もし、市区町村役場による情報がポルトガル語で公表されていない場合には、法務省‐出入国在留管理庁よる、日本どこでも使える「緊急事態と自然災害」の情報を読み、さらにあなたの居住する地域についての情報を市区町村役場、またはお知り合いの方とご確認ください。
地震と津波の場合、どう対処するのでしょうか。
以下、要約をご覧ください:
1 | 冷静さを失わず、パニックに陥らずに行動してください; | |
2 | 外出中の場合は、カバンやリュックサックにより頭を保護して、建物や柱などより離れた屋外に避難してください; | |
3 | 自宅にいる場合: | |
a) | 頭を保護して、ガラスや切り傷を引き起こす恐れのある物体より離れてください; | |
b) | もし料理の最中の場合は、火を消してください; | |
c) | 避難経路を確保するため,扉を開けてください; | |
4 | もし、海や川のそばにいる場合は、高台に避難してください; | |
5 | もし車を運転している場合は、道路の左側に駐車し、鍵をイグニッションキーに差したまま、ドアをロックせずに車外に出てください; | |
6 | 報道発表に注意を払ってください。 |
大きな地震の際にはテレビ、ラジオ、及び携帯電話より警報が出されます。また、公共の場でのサイレンや防災スピーカーも使われます。もし、自宅、宿泊先、又は職場以外の場所におり、どこに避難すべきかわからない場合は、その地域の管轄官庁、または住民の指示に従ってください。また、すでに避難して安全な状況下にいる場合、日本の官公庁の勧めに従いその場に留まってください。
日本の自然災害についての一般情報をポルトガル語で報道するウェブページ
1 | NHK‐自然災害対策についてのビデオ |
2 | NHK- 自然災害報道 |
3 | 日本気象庁 気象警報と注意報、および台風、地震、噴火情報など |
4 | 総務省消防庁 自然災害対策安全ガイド |
5 | NPO法人国際文化振興協会(ICPA) 地震対策マニュアル |
6 | 内閣府防災のページ 防災ガイドブック 避難情報ガイド(表) 避難情報ガイド(裏) 外国人のための減災のポイント 外国人への災害情報の発信について |
7 | 一般財団法人消防防災科学センター 外国人のための防災冊子‐地震に自信を |
8 | 国土交通省 防災ポータル |
9 | 法務省‐出入国在留管理庁 緊急事態と自然災害 |
10 | 消防防災博物館 外国人のための防災冊子‐地震に自信を |